学術フォーラム「学術振興に寄与する研究評価を目指して」

 研究評価の変化という近年の急速な変化に鑑み、学術の振興に寄与する研究評価のあり方はいかなるものかについて議論することが本フォーラムの目的である。
 今日、研究評価は、学術行政上まったく新たな文脈に置かれるようになっている。個人の研究活動の評価を大学・研究機関の評価及び予算配分の決定に反映させるとともに、個人の勤務評価に直結させる方向が顕著になっているのである。その方針は、大学改革と結びつけられながら、とくに国立大学法人に関して明確に打ち出されている。このような取組は、国立大学法人にとどまらず、すべての大学に広がる可能性がある。
 本フォーラムでは、学術の振興に寄与する研究評価のあり方について議論する。そのさい、国際比較と若手研究者支援の視点を盛り込むとともに、研究評価について評価機構・マスコミ・URAの立場からの意見も取り入れて検討したい。
 科学者委員会研究評価分科会では、研究評価に関する提言をまとめる予定である。本フォーラムでの意見交換と成果を反映した提言にしたいと考えている。

イベント概要

日時 2020/8/29(土)13:00-18:00(12:30開場)
開催地 オンライン
対象 どなたでも参加いただけます。
定員
参加費 無料
プログラム
13:00~13:35
開会挨拶:藤井良一(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構長、日本学術会議連携会員)
趣旨説明:三成美保(奈良女子大学副学長・教授、日本学術会議副会長・第一部会員)
第1部(13:35~14:45) 学術振興に寄与する研究評価とは?
基調講演 学術振興に寄与する研究評価とは?
豊田長康(鈴鹿医療科学大学学長)
報告① 人文学の立場から
松浦 純(日本学士院会員、東京大学名誉教授、日本学術会議連携会員)
報告② 中国の研究評価のあり方から
中村栄一(東京大学総括プロジェクト機構特任教授、東京大学大学院理学系研究科特任教授、東京大学名誉教授、日本学術会議第三部会員)
第2部(14:55~16:25)あるべき研究評価を目指して
報告① 人文社会科学研究を公正に評価するシステム
後藤 真(人間文化研究機構国立歴史民俗博物館准教授)
報告② 日本の研究評価が抱える課題-国際的な展開の観点から
標葉隆馬(大阪大学社会技術共創研究センター准教授)
報告③ 若手研究者にとって望ましい研究評価システム
髙瀨堅吉(自治医科大学大学院医学研究科教授、日本学術会議連携会員、若手アカデミー幹事)
コメント~さまざまな立場から~
①評価機構の立場から
竹中 亨(大学改革支援・学位授与機構研究開発部教授、日本学術会義特任連携会員)
②ジャーナリストの立場から
増谷文生(朝日新聞編集委員)
③研究支援の立場から
稲石奈津子(京都大学学術研究支援室)
第3部(16:35~17:55)パネル・ディスカッション
司会:林 隆之(政策研究大学院大学教授、日本学術会議特任連携会員)
パネリスト:第1部・第2部登壇者全員
17:55~18:00
閉会挨拶:武田洋幸(東京大学副学長・大学院理学系研究科教授、日本学術会議第二部会員)
総合司会:木部暢子(人間文化研究機構国立国語研究所副所長・教授、日本学術会議第一部会員)
 申込み 参加申し込みフォーム
 問い合わせ 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
電話:03-3403-6295
備考 主催:日本学術会議
共催:大学共同利用機関法人人間文化研究機構(予定)
後援:文部科学省(予定)、一般社団法人国立大学協会(予定)